ガンオンが運営体制一新「プロデューサーとディレクターが交代」

ガンダム作品

#ガンオン 4gamerにアップデート直前インタビューが掲載された。

大型アップデート第2弾「U.C.0080」で「機動戦士ガンダムオンライン」開発チームは新体制へ。新旧開発陣に“これからのガンオン”について聞いた

気になる点抜粋

新PはNHN Japanから移籍?

本作を今日まで支えてきたディレクター 前島一仁氏と,
プロデューサー 丸山和也氏に加え,新体制の旗頭となる新ディレクター 曽根将友氏と,
新プロデューサー 南舘 怜氏,引き続きアシスタントプロデューサーを担当する佐藤一哉氏が参加した。

南舘 怜氏は2010年8月に「NHN Japan」でプロデューサー経験者。
参考 : http://game.watch.impress.co.jp/docs/event/20100816_387433.html

エルソードを担当していたようだ。
オンラインゲーム会社からの移籍と言うことでノウハウは豊富・・・?
今後に期待したい。

プレイヤーからの要望は「マップが1位」

丸山氏:
プレイヤーからの要望がもっとも多いのは,実はマップ追加に関するものなんですよ。

これは意外。
ゲーム内と外での声に違いがあることを改めて感じる。

バズーカに関する運営の見解

曽根氏:
今年の1月29日に大きなバランス調整を行って以来,バズーカの威力が全体的に上昇し,ダウンを取りやすい・取られやすい戦場になっています(関連記事)。
それに関しても,プレイヤーからさまざまな意見をいただいています。
ただ,バズーカのダメージによる転倒は,一発逆転要素として組み込んだシステムなので,今後も残していくつもりです。
バランス調整という意味では,あまり使われていない武器にスポットを当てていこうと考えています。

誰かUKEMIの存在に突っ込まなかったのか・・・?
もしくはモジュールの強化などで対策も組めるはず。

現状のマッチングへの問題点と見解(長文)

4Gamer:
ゲームバランス以外でよく議論されている点といえば,やはりマッチングシステムでしょうか。
現在では新マッチングシステムと旧マッチングシステムが併用されていますが,プレイヤーからは,新マッチングシステムの時間帯拡大を望む声も上がっているようです。
そちらについては,何かの対応を検討されていますか?

南舘氏:
マッチングシステムについてのご意見は,サービス当初より継続的にお寄せいただいています。
どうしても,100人という大規模な人数を集めるとなると,なかなか具体的な対応が難しいのですが……4月16日にも仕様の更新を行っております。
この問題に関しては,今回のアップデートとは別に,日々の継続課題として,今後も改善を目指していきたいと考えています。

前島氏:
現状で(新マッチングの運用を)時間限定にしている理由は,ピーク時以外には長い待ち時間が発生してしまうためです。
それを許容できるラインを見極めて,常に時間帯やマッチングの内情を調整する必要があると考えています。

南舘氏:
「階級差は気にしないからすぐ遊びたい」という方と,「待ってもいいから同じ階級で遊びたい」と考える方,別々の考えを持ったプレイヤーがいるので,この調整は難しいんですよね。
一案としては,2種類のマッチングを(プレイヤーが)任意に選べるシステムも出ていたのですが……。いずれかのマッチングに偏りが出てしまうと,そのコンセプトが崩壊してしまうんです。

4Gamer:
コンセプトの崩壊,といいますと?

南舘氏:
2つのマッチング方式が提示された場合,多くの人は新方式(階級合わせ)のマッチングを選択しますよね。
すると,すぐに遊びたい人のために用意した旧方式マッチングに人が集まらず,長い待ち時間が発生してしまう……。
つまり選択式にすると,最終的に“どちらを選んでも待ち時間が長い”という状況が生まれかねないのです。

4Gamer:
なるほど……。なかなか,根の深い問題なのですね。

南舘氏:
どんなシステムでもそうなのですが,プレイヤーに選択を委ねてしまうと,こちらでの調整が利かなくなってしまうんです。
なので,極力システム側でスムーズに処理ができる方法を検討しています。

システム内部での対応をせざるを得ないだろう。
マッチングの基準を「階級ではなく内部ポイントへ変更」するだけでも効果あると思うのだが・・・。

佐官を10ptとすると准将を30pt、少将を50pt、中将を70pt、大将を100pt。
小隊を組んで参戦しているプレイヤーはそれぞれ30ptプラス。
野良佐官だと10pt、小隊佐官だと40pt。
野良大将だと100pt、130pt。

こうしてポイント分けをしたのち、チームの上限ポイントを設定する。

連隊をシステムで防ぐ場合、1チームに大将の人数を6人以下(多くても10人以下)と想定する。
仮に10人とした場合 (100pt + 30pt) x10 = 1300pt
他に40人必要なので平均ランクをまばらにしつつ考えても1チーム3000pt程度だろうか。

こういう独自内部ポイントを使ったマッチング方式と言うのはどうだろうか。
単純に階級で分けるより短時間でマッチングを開始できる気がする。

顔の見える運営へ

4Gamer:
分かりました。しかし,こういった調整の面でも追加要素の面でも,プレイヤーの意見を熱心に汲み上げていますよね。
これまでは,主にアンケートという形で意見を集めていたと思うんですが,新体制でもそれは同様でしょうか。

佐藤氏:
アンケートはもちろん,継続して実施していく予定です。
別の意見収集案としては,高階級のプレイヤーさんを集めた“座談会”をしてみたい,という企画が挙がっています。
個々のプレイヤーにヒアリングをするのではなく,プレイヤー同士の会話に開発が混ざる形での座談会を組めたら面白いかなと。

これは是非やってほしい。
座談会ではなくても良いので今後「オフラインイベント」は必須。

顔を合わせると「他人」から「知り合い」に変わる。
そうするとお互い敵視している状態からファンへ変わる可能性もある。
ユーザの自浄効果を促す形になる(かもしれない)。
期待したい。

旧体制お疲れ様でした

ノウハウ不足が露見したもののαテストから約3年。
お疲れ様でした。

更迭に近い印象を受けるのは現状のガンオンを見ると否めない。
是非新体制チームには3年で得たノウハウを良い方向で活かしてほしい。
そして何より「スピード感を重視した運営」を意識してほしい。

問題を1年以上ほったらかしにするようなことだけはやめてほしいものだ。

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