ガンオンが課金強機体に突っ走る本当の理由?【データで見るガンオン】

ガンダム作品

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ガンオンの運営会社である「バンダイナムコオンライン」の公式HPトップ画像。
ハッキリ言って「ガンオンがメインの集金柱」
他のソシャゲは短期的に収益が上がるものの長期的収益が上げづらいのと競争率が高いので安定しない。

そうなるとガンオン依存がとても高くなる。

親会社や株主からの激しい売上ノルマをこなすために、どうするか。
そう、ガンオンのユーザーからむしり取るのだ。
運営は知っている。

「強機体だせばカネになる」ことを。

それもそのはず、過去のバンダイナムコオンラインIRデータ(貸借対照表)をちょっと見てみた。

2012年3月期貸借対照表(2011/04-2012/03までのデータ)

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2013年3月期貸借対照表(2012/04-2013/03までのデータ)

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2014年3月期貸借対照表(2013/04-2014/03までのデータ)

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貸借対照表なので詳しい売上や純利益はわからない。
しかし予想することは出来る。

【流動資産】の欄に注目だ。

ガンダムオンライン正式オープン:2012年12月25日(火)

「2013年3月期賃借対照表」を見ると現金及び預金の欄が50億を超えている。
前年度は7億しか無かったのに・・・だ。
しかも2013年3月期のデータは「2012年12月25日から2013年3月31日までのたった3ヶ月の数字」なのだ。

これはガンオンリリースからプロトタイプガンダムとゲルググが出る前までのデータ。

つまり「グフカスと陸ガンでボロ儲けした」のである。
これは宝くじに当たったレベルの儲けだ。
それで味をしめてしまった。

企業というのは一度成長したら次は更に成長するよう求められる。

つまり売上で「グフカスオンライン」を超えるものを求められていた。
それが後のプロガンやガンダム実装につながっていく。

しかし2014年3月期貸借対照表は2013年より全体的に落ちている。
1年かけたのにガンオンリリース開始3ヶ月に勝てなかった。
そのせいで現場の人間は売上を求められ続けているのだろう。

もちろんガンオン以外のゲーム(主にソシャゲ)のデータも入っているので推測でしか無い。

恐らく来年度は更に数字が落ちているだろう。
ガンオン依存が高いゆえ、ガンオンから稼ごうとしてくるだろう。
そうなると「DX強機体を更に投入して金を稼ごうとしてくる」と思われる。
ゲームバランスなんかより売上なのだ。

データから見ると、改めてそう思う。

結局「ユーザよりも株主還元のために稼ぐツール」
それがガンダムオンライン。

稼いでるのだからユーザ満足度を上げる努力をしてほしかった。
そうすればユーザも喜んでお金を落としたのに・・・。
もう手遅れなのかもしれないのが残念だ・・・。

余談

2014年の「関係会社短期貸付金」が気になる。
これはどこに貸し付けているのだろう。
内部開発会社だろうか。

ガンダムオンライン2発表というサプライズに期待?

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