ソシャゲとイラストレーターの切っても切れない関係

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ネットイラストを巡る冒険 Vol.2 善か悪か、ソーシャルゲーム

— 中略 —

2012年頃までは不当な買い叩きは多発していましたが、ごく最近では、逆に価格が大きく上昇するケースも増えています。
その理由として、企業の急成長があります。

「パズドラ」「GF」「モンスト」などの化け物タイトルに限らず、ヒット作を生み出し売り上げを大きく伸ばした企業が、イラストレーターへの給料や待遇を見直したのです。
その結果として何が起きたかというと、「稼げる作家と稼げない作家の格差」が顕在化しました。

「ソーシャルゲーム=低待遇」という認識はもはや古く、むしろ注目タイトルの看板イラストレーターともなれば、イラスト1枚の単価は20〜50万円ほどになります。

もちろん、そのレベルの仕事をするには相応の実力や人気が必要です。
逆に言えば、実力や人気さえあれば、それなりに稼げる環境になってきているのです。これは良い傾向だと思います。
特に最近は、勉強熱心なイラストレーターが非常に多く、本当にハイレベルになってきています。
ここまで日本のイラストレーターのレベルが上がった要因の一つには、間違いなくソーシャルゲームがあるとオレは思います。

ソシャゲの中のお話。
ソシャゲはぶっちゃけ「絵」だよね。
ゲーム性ではなく絵やカードに金払っている印象。

ソシャゲも少しずつ「開発費の高騰」という問題に直面しているようだ。
これはMMORPGが大ヒットして一大ブームになった時と同じ問題。
現在MMORPGがかなり淘汰されたのと同じように、そろそろソシャゲも大手以外は潰れるだろう。

次はMOBAが来ると思うが、ゲーム性が難しいMOBAはそこまで流行らないと思っている。
萌え要素や脱衣要素をふんだんに追加したゲーム性のしっかりしたゲームがやってくるのかもしれない。

結局「萌えやエロは金になる」のだと思う。

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