ガンオン考察 : トーナメントモードを終えて、ジオンの実状が露見する

ガンダム作品

2016年初のトーナメントモードが終了。

結果としては3日目のみ初戦のニューヤークを勝利。しかしながら2戦目敗退。
芳しくない結果ではあったがニューヤークに勝つため色々と試行錯誤出来たのがとても貴重な経験となった。

改めて思うのが、ジオンはライン戦が不得手だということ。
世代を追う事にライン戦という概念がなくなっている気がする。
それぐらいライン戦マップでライン戦をやろうとすると勝率が悪い。今回のトーナメントモードで体感した人も多いのでは無いだろうか。

現在はガーベラテトラが主流なので前線は散発的なもの、横のラインでは無く縦のラインになる。
弾持ちが悪いガーベラテトラは持続戦闘能力も低ければ前線を維持する能力も無い。
結果、「重撃、支援など後続がついてこれない」非常にそれをよく表しているのがトーナメントモード3日目後に連邦での大規模戦。

将官戦場、連邦側の視点である。

1:41:00 連邦参戦 : ニューヤーク

制圧拠点3をとられるものの、本拠地まで到達する機体は少なく連邦側の方がゲージは勝っているという状態。
試合中もガーベラテトラとの遭遇率は高いものの、敵前線の密度が薄く簡単に敵陣営の横をついたりすることが出来ている
連邦側からするとガーベラテトラさえ捌けば非常に楽な戦場なのだ。

これが私が指摘している不向きな機体でライン戦をしているジオンの実状だ。

ガーベラテトラが活きるマップだと連邦はかなり厳しくなる反面、遮蔽物が多くガーベラテトラが活きないマップだと総合力が大きく落ちる。

ジオンはこれをケンプファー時代からずっと繰り返している。瞬間火力や個人技で敵を切り開くのが基本戦術。そのため一部機体ばかりが増え、後衛が中々育たない。
ジオンサイドに実装される新機体が軒並み巨大、高火力、盾無し機体ばかりなのも拍車をかける。
せめてライン戦マップぐらいではギラドーガレズンや高機動ゲルググ、GP-02などが増えるようになってほしいものだ。

しかし実際のところはそう簡単に増えないだろう。

だからこそ、ジオンは本拠地ねずみ行為をもっと意識する必要があると感じた。
集団戦をしないならねずみである程度どうにかするしかない。というのを強く感じた3日間のトーナメントだった。

タイトルとURLをコピーしました