【ガンオン大型アプデ】統合整備計画に必要なのは大型デフレ

ガンダム作品

2016年10月26日に実施される統合整備計画の大枠が発表された。

大きな変更点は3点で「多人数対戦ゲームとしての楽しさをあらためて明確にする」ことが目的。

  • 転倒等の被弾効果発生に関するルールの変更
  • 兵科ごとの特徴や連携要素をより高める
  • 機体や武器の全体的な調整

調整の方向性自体は評価したい。
ただし、1点間違いがある。
それは「単独のプレイヤーでいかに被弾効果を発生させられるかが重要視」ではなく「単独のプレイヤーが反撃の間もなく相手のアーマー値以上のダメージを発生させられるかが重要視」なのだ。

簡単に言うと「瞬間的に相手を倒せるかどうかが大事
転倒やよろけはあくまでもサブ的要素でしかない。
転倒しきい値のシステムを無くしても火力を大幅に下げない限り火力優遇機体一辺倒の状態が続くということ。
そして、よろけは一部中低コストの逆転要素でもあった。
これが無くなると中低コストのワンチャンスによる逆転の芽がなくなり高コストで機動力と火力を持った機体へ今以上にプレイヤーが集中することになる。

運営が目指している「状況や戦闘スタイルに応じた武器の選択およびカスタマイズする要素をより強くします」のではなく「より高火力で機動力を持ちあわせた高コスト機体だけが活躍できるようになります」なのだ。

問題は全体的な火力が高すぎること。

そこで、私が今回の統合整備計画で実施するべきだと思っている点を2つ述べよう。

統合整備計画その1 : 全体的な火力仕様変更 (デフレ)

全武器、全兵装の威力を全て減らす。
これは下方修正なのではなく「仕様変更」である。

デフレのメリット

再度インフレができるということ。

一度大幅にデフレしておけば、またインフレさせる余地が生まれるということ。
デフレをしないとインフレし続けなければならない。
そうなると何をやろうが即死ゲーから変わらない。
是非一度大幅に火力を下げるという方向性を考えてほしいものだ。

強襲機

射撃武器 : 全て威力30%ダウン
格闘武器 : ダッシュ格闘の威力を全て2倍、チャージ格闘のみ3倍
シールド持ち機体 : シールド値 1.5倍
シールド無し機体 : アーマー値 1.5倍
被断面積の広い機体 : アーマー2倍(シールド有り無し関係なし)

強襲機が全兵装トップの火力を持っているので威力を大幅に下げる。
その代わりアーマー値を上げ、前線で盾役として機能するような方向性を持たせる。

重撃機

威力据え置き
アーマー値 : 20%ダウン
高コスト武器の重量を上げ、高火力=高重量を明確する

他兵装の武器威力が下がることで実質威力強化。
高火力の武器は重量が重く扱いにくいという方向性を明確化する。
火力が高くアーマー値も高い兵装になるのでアーマー値を下げて倒しやすくする。

砲撃

迫撃砲 : 全て威力30%ダウン、効果範囲50%アップ
射撃武器 : 全て威力20%ダウン

迫撃砲を火力支援ではなく範囲制圧を目的とした武器にする。

狙撃

射撃武器 : 全て威力30%ダウン
格闘武器 : ダッシュ格闘の威力2倍

他兵装と同様に威力30%ダウン。

支援

リペア武器 : 回復量30%アップ、装填数30%ダウン
最高速度 : 10%アップ

時間辺りの回復量を上げ、前線で支援しやすくする。
その反面、1カートリッジ辺りの装填数が減るためリロード管理が重要となる。

統合整備計画その2 : 内蔵武器、もしくは持ち替え時間のある武器の見直し

内蔵武器とそうでない武器の格差が広すぎる。
内蔵武器と持ち替え時間が発生する武器の格差を狭める。

内蔵武器を持った機体は格闘ゲームで言うところのキャンセル必殺技ができる仕様。
内蔵武器を持たない機体はキャンセル行動が一切できない上に威力が内蔵武器と同じ完全下位互換機体

内蔵武器を下方修正するか、持ち替え時間の発生する武器を上方修正する必要がある。

変更案(例)

内蔵武器にも武器切り替え後一定時間攻撃不能時間を設定する。
持ち替え武器の持ち替え時間を全て大幅短縮する。
持ち替えが発生する武器の威力を一律500程度上げる。

こういった差別化をしないと内蔵武器を持たない機体が単純な下位互換機となり機体選択肢から外れる。

色々な機体を使える楽しみを提供したいならば、内蔵武器とそうでない武器の差別化を図る必要がある

最後に

全体的な火力が高すぎる上に内蔵武器で更に火力アップができるのが現在のガンダムオンライン。
全体的な火力を下げ、内蔵武器と他の武器を差別化する必要がある。

こういった問題がクリアできれば、次の問題である「巨大機体の扱い」と「機体で視野が狭まる」問題が表面化してくる。
ダブルゼータ時代に入り巨大機体が増える。
火力が高ければ高いほど巨大機体はデメリットしかなく機体が売れない

今の段階で大幅な火力ダウンをしておくことは今後の売上にも大きく影響すると私は考える。

今回の調整では「スリムで高火力高機動で内蔵武器を持った機体」以外はほとんど見向きもされなくなるだろう。

視野角ももっと広くできると更に良いのだが・・・。
おそらく今回はそこまで手が回らないと思われるので今後の課題としてほしい。

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