ガンオン考察 : 過去最高にPay to Winでソロ不遇で一方的なゲーム

ガンダム作品

将官戦場はユニコーンとシナンジュしか居ない。

居ないというより「通用しない」

コスト400とコスト380では埋められない溝がある。
コスト400のユニコーンが大量に普及している連邦に対応するためにジオンでもシナンジュを同数以上導入しなければ対応できない
今までは何だかんだで他機体でも戦うことができたが、コスト400はそれを一切許さない突出した性能
ユニコーンとシナンジュの数で勝負が決まるレベルになっている。
しかも1デッキに複数機を入れるのが前提になっており、ユニコーン4機、シナンジュ4機デッキのプレイヤーも少なくない。
デッキコストという概念があるのに課金でデッキコストを拡張できてしまうため、コストの概念がほぼ意味をなしていない

私自身2機のシナンジュを導入している。
「そうしないとまともに戦場で立ち回れない」からだ。

ユニコーン、シナンジュはともに直近のDXガチャのみでの入手となる。
つまり「ある程度課金しないと勝負にすら立てない」状態。
複数機体揃えようとすると「ある程度の課金」では済まなくなる。
統合整備計画前は無課金や無理のない課金でも戦場でそこそこ戦えたが、統合整備計画後、そしてユニコーンシナンジュ実装後は相当の課金を求められる。
Pay to Winがここへ来て一気に加速した。

そこへランカーバトルシステムが追い打ちをかける。
ランカーバトルの影響でよりユニコーンシナンジュ以外の選択肢がなくなり、そこから更に「上位階級で小隊を組むのがほぼ必須」になっている。
ソロで参戦しても「小隊マッチングの数合わせ」にしかならない。
敵に小隊が大量に居たり、逆に味方がほとんど小隊だったりする。
ソロで出来ることがどんどん少なくなり、小隊で組まないと勝率も上がらないためランカーバトルへの参加条件を満たすのが難しい。
ランカーバトルに興味がなくても大将になると必然的にその戦いへ巻き込まれる。

上位階級ではほとんどがユニコーン、シナンジュといった高コストで構成されるため、再出撃時間がとても長い。
一度デッキが崩れると5分以上の待ち時間が発生することも珍しくなく、戦場に参戦できないプレイヤーが増える。
そうすると前線が数的不利に陥り崩壊する。
制圧拠点が全て取られ、本拠点の眼の前までコスト400機が押し込む。
そんな試合だらけになってしまった。
勝つにしろ負けるにしろ一方的に勝つか負けるかという二択。
ソロで参戦すると勝率も上がらないため一方的に負け続ける試合が続く
そうなると、バージョンアップで上がったモチベーションが大幅に削られる。
ユニコーンバージョンアップで盛り上がった空気が徐々に盛り下がっている印象を受ける。
まだ実装から1ヶ月たったかどうかというところなのに・・・だ。

高コスト一辺倒、最新機体でしか戦えない戦場、無駄に長い再出撃時間、一方的な試合展開、ソロは単なる餌。

モチベーションを奪う要素、ストレスを与える要素が多すぎる。

「気軽に出来る大規模戦」というのがガンダムオンラインのウリだったのではないだろうか。
今はソロでもマシな試合になる人が多い時間帯にあわせてプレイすることしかできない。
その時間帯ですら小隊だらけコスト400だらけだ。

ソロや少数を冷遇するゲームは新規や人が定着しづらい。
コアタイムをすぎると接続人数が激減するのはそれを表している。
せっかくのUCアップデートで盛り上がっていた熱がこんなにも早く冷めだしていることが残念でならない。

明日新機体が実装されるが、機体での調整は「Pay to Winを加速させるだけ」
その課金レースについていけない人がどんどん出てきている。
200機体を超える機体がいるのにほとんど使われないのがほんとうに勿体無い。
せめていろいろな機体を使って戦えるようになるだけでも変化が生まれるのだが・・・。

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