CES2020 Corsairまとめ [Elgato ORIGIN SCUFgaming買収で統合ブランドへ]

ゲーミングデバイス関連

CES2020のコルセアプレス発表会へ参加した。
プレス発表会と実機の展示時間が別だったので実機の写真などは後日別記事にしようと思う。

結論を述べると「Corsairファミリーが新たに増え3ブランドを配下に置く統合ブランドへ進化

Elgato

キャプチャー製品やストリームデッキや実況配信補助関連の製品を出しているブランド。

Origin

海外のゲーミングBTOブランド。組み込みPCなどをサイトで販売している。日本で言うところのドスパラのようなイメージ。

SCUFGAMING

オリジナルのコンシューマー向けゲーミングコントローラーを販売しているブランド。

つまりもともと強いゲーミングデバイスやPCパーツに加え、コンシューマーから配信、PCまで幅広く一つのブランドでカバーできるようになった。

それを象徴するのが「BIG O」という製品。
この製品、PCケース内にPS4やXBOXを搭載でき、冷却も一緒にできる製品。
実物展示がなかったのでPS4がどうやって設置されているか不明だが、今までありそうでなかった製品。
公式ライセンス製品は現時点において取得していないとのことでどういう形で出てくるか情報を追っていきたい。

公式によるツイート

今回のSCUFGAMING買収からもわかるようにCorsairはコンシューマーをターゲットに動いている。
今後のゲーミングデバイスもHyperXのようにPS4で動くというのを前面に出した製品が増えてきそうだ。

Corsairとしての新製品

ここまではCorsairファミリーブランドの動きを紹介したが、ここからはCorsair本体の新製品について

主に大きくわけて2つ

K95 RGB PLATINUM 新製品と水冷、空冷クーラーの新製品

K95 RGB PLATINUM XT

遂にK95が新しくなる。大きな変更点は以下の通り

  • Elgato Stream Deckと連動
  • 二色成形キートップ
  • パームレストの材質変更
  • キースイッチの耐久性向上

特に興味深いのが「Stream Deckとの連動」
サイドのG1からG6までのマクロキーにStream Deckの機能をバインドできる
つまり実質6キーのStream DeckがK95に統合される。
Stream DeckのようにキートップをLED表示で自由に変更することはできないが、キーボードの真横にあることでリアルタイムで押すことができるのは大きい。
これは配信者にとって大きなポイント。
実際私が配信でStream Deckを使っていて感じる点の一つに「押すまでのタイムラグ」がある
これを短縮できるのはとても大きいセールスポイントだと思う。
既にアメリカでは$199で販売が開始されている。
日本への導入が楽しみでならない。

公式ツイート

空冷RGBクーラー Corsair A500

前回のComputexで本格水冷を展示していたCorsairが一転して今回は空冷CPUクーラーを発表。

大型ながら設置が楽で光るというのが特徴。
価格が$99と簡易水冷よりも安く設置しやすいので水冷の管理や設置が手間に感じる人にとっては選択肢に入るのではないだろうか。

公式ツイート

iCUEがASUS AURAと連動

コルセアの専用ソフトウェア「iCUE」がASUSのAURAと連動するようになった。
iCUE上でASUS AURAに対応する製品なら一緒に管理、光らせることが可能。
PC統合ソフトウェアへと一歩階段を登った形だ

まとめ

2020年はコルセアが単一ブランドから統合ブランドへ進化していく年

似た動きをしているブランドがRazer。Razerのような統一ブランドを目指しているように感じた。
PC、デバイス、コンシューマー、PC、キャプチャーと対応できる製品がとても増えた。
若干規模拡大を急いでいる感じがあるので個人的にはちょっとパンチの弱いマウスやヘッドセットのプロモーションやクオリティアップにもう少し力を入れてほしい所。
K95の新作が出たことによって他のK70やK65もそろそろ新作が来るのかもしれない。
Corsair今後の展開に期待したい。

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