ガンオン短評 : タクラマカン遺跡と新DX機体を私は評価する。 【3月25日アップデート】

ガンダム作品

3月25日のアップデート情報

3月25日アップデート短評

全体的に荒いが光るアップデート。

主な変更点

  • 新マップ : タクラマカン遺跡
  • 新箱型本拠地
  • 新機体 : ブルーディスティニー2,3号機、 高コスト支援機
  • 東南アジア戦線

タクラマカン遺跡

良い点

全機体活躍の場がある。

拠点間が近い為、戦場が近く、緊張感ある近距離戦が多発する。
逆にキャリフォルニアベースのように拠点間が遠かったり、見渡しが良いマップは完全に中距離火力ゲーとなってしまう。
その点、タクラマカン遺跡は機動力に乏しい機体でも最前線に出ることができる。
遮蔽物も多いので顔を出した瞬間集中砲火ということも避けることが可能。

何より、常時乱戦状態のため事故死を避けられない。
これは高コストに偏ったデッキだと再出撃時間が長すぎる為機体が無くなる可能性がある。
つまり再出撃時間の短い中低コストに活躍の場が出来た
今回、この点を私はとても評価する。

実際、他のマップでは見かけない機体がかなり多いのが特徴。
最近はアレケンフレナハだらけだったのでとても新鮮に映るマップ。

悪い点

マップが狭く密集するため処理が重い。

一定のPCスペックが無いプレイヤーはほとんど前線に出ることができないレベルの重さだろう。
これはマップの問題ではなく、クライアントの問題。
北極基地などでも砲撃が密集する2-4間は重くなる。
もっと軽量化、最適化が必要。
もしくは最低動作環境を引き上げる必要があるだろう。
クライアント側の問題が足を引っ張り、せっかくの密集戦闘を楽しみきれないプレイヤーが多いと感じた。

新型箱本拠地

良い点

フレナハ以外でも攻撃しやすくなった。

内部を広く、コアを地面に置き、ネット砲台を設置した。
その為、フレナハの優位性が下がり、他の機体でも攻撃がしやすくなった。
特にネット砲台が設置されたことで多段格闘による高火力を叩きだすのが難しくなった。

悪い点

外から内部を攻撃出来てしまう可能性とコアのダメージ比率の見直しが必要。

コアが地面にあるため、グレネードなどで外から本拠地を一方的に攻撃することが以前より楽になるだろう。
しばらくしたら安全地帯グレネードポイントなどが検証されると思われる。

ネット砲台の設置で侵入後の生存時間が下がった。
その為入り込んだ後の瞬間火力が勝負。
その点、多段格闘や連打出来る格闘は本拠地攻撃ダメージが群を抜いている。
ここで1つ提案。

コアは格闘ダメージを全て威力半減するか。コアへの射撃ダメージを全て威力2倍にするかしてみてはどうだろうか。

フレナハの本拠地ダメージは明らかにおかしい。
ならば、他機体をそれに合わせるかコアのダメージ比率を下げる必要があるだろう。

新DX機体について

良い点

  • ジオンに初めてのガンダムベース、スリムな機体が実装。
  • 連邦にステルスナハト対策のレーダー実装。
  • 今までに無い高コスト高機動支援機が実装。

ミサイルシューターならば空中に居るアレックスすら叩き落とす可能性があるミサイル持ち。
しかもスリムでビームコーティングまで持っている。
ケンプファーなどと比べて圧倒的に生存率が高い。
EXAMもあり、火力も出せる機体。
何よりカッコイイ。

連邦にはステルス対策レーダーが追加。
一般レーダーと音が違う。
これでマップによってはナハトの行動がかなり厳しくなった。

最高速度1200を超える高機動支援機。
そして何より「武装が豊富」
ここまで豊富だと逆に3つに絞り切れない。
ダウンした味方を一発で復活できるAED(ツインリペアトーチ)
範囲の広い焼夷グレWやネットグレW。
威力の50高いリペアガン。
体力を2割ほど一気に回復させる回復パック。
武装が実質2個しかないジオン水泳部に暗殺されてもおかしくないレベル

悪い点

ナハト対策はされたが、フレッドピクシー対策は全くされていないため、タクラマカン遺跡以外のマップが酷い状態。

特にトリントン基地やテキサスコロニーが顕著。
ねずみナハトがほぼ絶滅状態。
反面、活き活きと空を飛ぶフレッドピクシー。
これは予想出来ていた問題。
何故フレッドピクシー対策と同時にやらなかったのか・・・。

ジオンでガンダムベースは目新しい。
しかし連邦側の3号機は見た目の変化がそこまで無いため結局アレックスでいいやになっている件。
性能重視の連邦側では正直埋もれてしまっている印象。
それだけアレックスが超万能機体というのが問題と言えば問題なのだろう。

東南アジア戦線

悪い点

今回の調整で良い点が見当たらない点。

初動で防衛されると20分コース確定。
20分戦になった場合、ねずみのしやすさで大幅に連邦が有利。(ステルス対策)
例によって初動で決めなければジオン滅亡マップとなっている。
拠点間が遠い上、中央部は見渡しが良すぎる。
かといって南北は通路が狭すぎて押し切ることができない。

最も残念なのは重要ポイントは制圧拠点の範囲外という点。
そこで戦うと個人ポイント的にかなり厳しい。
その為、本来大事なねずみ対策をほっぽり出して南北の拠点周りで戦うジャブローの制圧拠点2みたいな状態になっている。

現在オデッサ沿岸部、オデッサ鉱山とならんでやりたくないマップだ。

総評

タクラマカン遺跡はテストマップ。

ガンオンは全体的にもっとマップを狭く30vs30に規模縮小してはどうか?
今回のタクラマカン遺跡で本当にそう感じた。
ガンオンはキャリフォルニアベースや東南アジア戦線のような間延びしたマップが多い。
そこを100人でやるよりもタクラマカン遺跡ぐらいのマップを30vs30ぐらいでやった方が面白くなる気がした。
常に戦場のため全機体工夫次第で活躍しやすい。
高コストは事故るリスクが高く高コストデッキがしにくく中低コストも使われるようになる。
本拠地が近いためフレナハのような極端に機動力が高い機体以外でも本拠地に入り込むことができる。

ゲームとして見た時、色々メリットの方が大きいマップだった。
このチャレンジを評価したい。
是非制圧戦のように「無かったこと」にしないで欲しい。

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