ガンオン考察 : 世代別トーナメント、私ならこうする【機体の出展作品をもっと前面に】

ガンダム作品

gunon-gevs

現在世代別トーナメント2週目が開催中。
1週目は連邦の圧勝、2週目はマップの影響もありジオンの圧勝だったようだ。

圧勝するということはそれだけ機体の戦力差があったということになる。

今回のテーマは「世代をベースに楽しむお祭り」

誰もが同じ機体を使え、全員同環境で楽しめるお祭りとしては成功だろう。
ただ、極端な結果になっているのでトーナメントイベントとしては失敗

それを踏まえた上で、私だったらこういうトーナメントを開く。

前提条件

全機体の詳細画面に出展作品タグをつける。


ガンダム : 動戦士ガンダム
イフリートシュナイド : ガンダムUC
ザク・ワーカー : ガンダムオンライン
キュベレイ : 機動戦士Zガンダム、機動戦士ZZガンダム

複数の作品に登場する場合は複数のタグがつく。(仮)
またはZバージョンのキュベレイとZZバージョンのキュベレイというように別々の機体扱いにすることも可能。

ケース1 : 世代指定トーナメント

指定された世代のタグがつく機体のみ出撃させることができるトーナメント。
機体が固定なのではなく、自分の持っている機体からデッキ構築が可能。

例 : 「機動戦士ガンダム」世代限定トーナメント

プレイヤー視点長所

自分なりのこだわりを出せて事前に練習が可能。

プレイヤー視点短所

個人差が出る。対象の機体を持っていない人はそもそも出撃ができない。

運営視点のポイント

商品をちょっと豪華にする。
最も効果的なのは実際に何かをプレゼントをすること
特製ガンプラや限定ガンプラ、記念映画の試写会チケットなどが良いと思われる。

プレゼント方法

トーナメントに参戦すると手に入れられるトーナメントポイントを使った抽選形式
トーナメントポイント2pを一口として応募できる。
つまり勝てば複数口応募が可能。1回戦で負けたとしても参戦ポイント1p + 敗北ポイント1pで1口応募が可能。

勝てば勝つほど当選確率は上がるし、負けたとしても抽選には参加できる

トーナメント準備期間をもっと重要視する

事前(1ヶ月前)に開催告知をして準備期間を用意する。
(使用するマップも必ず告知する)

準備期間に「1stガンダム限定DXガチャ」や「1stガンダム限定EXガチャイベント」を実施する。
そうすることでプレイヤーには「トーナメントのための機体を集めてデッキを構築する時間」を与える
運営的には「新機体以外の限定DXガチャでの売上増」を狙う。

プレイヤーからすると色々あれこれ考える時間が生まれる。
勝つために本気になるプレイヤーはガッツリ考える時間が生まれるし、なんとなく参戦したいお祭り的なプレイヤーもEXイベントで機体が手に入る楽しめるイベントになる。

ガチで勝ちに行くプレイヤーとそうでないプレイヤーの温度差で「暴言、晒し行為」などが発生する可能性が高いため、マナーに関しては改めて周知徹底をすることが重要。

ケース2 : 機体選択式トーナメント

トーナメントで使える機体を4機ではなく一定数用意する。
マッチング後のブリーフィング画面で変更が可能。
6機~10機ぐらいが妥当。
機体の選択幅が増えることでとれる戦術が増える。
自分の得意な機体構成を選ぶことができる。

可能であれば武器セットも数パターンあると良い。

機体選択式トーナメントのポイント

レギュレーションを固定しつつ参加者にある程度の自由が与えられること。

用意されている機体は統一されているので強化などによる個人差がでない。(平等)
それでいて自分にあわせた機体を選ぶことができるので自分の個性を出すことができる(個人スキルを反映させることができる)

こちらも必ず事前に機体構成や武器セットは詳細を発表すること。
もしくは全機体を事前にレンタル機として配布しても良い。

「一定の準備期間」と「使用機体の情報」と「実際に使う機体を試せる」ことが大事。

そうすることでトーナメントへの練習が可能になり、現在の一過性のお祭りから少し踏み込んだモードとして運用することが可能になるだろう。

まとめ

学園祭から興行へ

現在実施されているトーナメントや過去のトーナメントは全て「学園祭の催し物」だ。

とりあえずやってみようという段階のイベントに近い。そのため一過性で終わってしまい、その後に繋がるものが無い。

トーナメントイベントは工夫することでプレイヤーのモチベーションを大いにあげることができる。
そして運営の売上にもつなげることができる可能性を秘めている。

参加するプレイヤーのモチベーションも上がり、運営的にも美味しい。
(少なくとも今の完全ボランティア状態よりは多少DXガチャでコスト回収できるようになる。)

どちらも美味しい( Win to win )のイベントにつなげることができるのではないだろうか。

本当の狙い

私の本当の狙いはここから更に踏み込んだ「機体の出展作品(世代)をもっと前面に出すこと」
出展作品が明確化すればやれることが増える。

  • 出展作品専用マップボーナス
  • 出展作品専用デッキボーナス
  • 出展作品専用ガチャ

出展作品(世代)を前面に出すことで陣営を増やすことも可能になる。

現在の連邦、ジオンという2勢力ではなく「1stガンダム」「Z」「ZZ」といった作品での陣営を作ることすら可能だ。

ガンオンの新しい扉を開くきっかけになる。
是非、出展作品(世代)をもっと前面に出すべきだ。
まずは機体詳細の画面で出展作品タグをつけることから初めて欲しい。

参考

gundam-20121225-003-2

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