レビュー : Madcatz最新ゲーミングマウス「R.A.T. TE」(Tournament Edition)

ゲーミングデバイス関連

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今回は「R.A.T. Tournament Edition」のレビュー。
Madcatzが満を持して贈る、最新ゲーミングマウスだ。

仕様

型番 : MC-RTE-MB

発売日 : 2014年3月14日

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DPI : 25から8200 (25 DPI 単位での設定が可能)
本体サイズ:88(幅)×110(奥行)×35(高さ)mm

加速度: 50G
ポーリング(サンプル)レート: 最大1000Hz
対スピード性能: 最大6m/秒 (240ips)
リフトオフ・ディスタンス: 0.2mm から 1mm の間で調節可能
設定変更可能スイッチ: 9個
モード数: 3
重量: 90g (ケーブルを除く)
マウスフィート: PTFE (テフロン)素材
金メッキ端子: 採用
モード判別L.E.D.カラー : レッド, ブルー, パープル

ギャラリー(素の状態)

左側面

メカメカしい内部構造がチラリ。

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右側面

RAT TEとロゴがキラリ。

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マウス下部

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マウス正面

クリック部分がとても広く、左クリックの隣にMODE変更ボタン付き。
スクロールの上についているボタンはDPI変更ボタン。

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背面

センサー部分はシールで保護。
スクロールが背面まで見えているのが特徴的。
ソールは小さめ。

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ギャラリー(下部パネル拡張時)

4段階でマウス下部を拡張可能。

左側面

縦に長くなりかなり大きくなる。

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正面

最大拡張すると大型マウスに匹敵。

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右側面

最大拡張時は右クリックボタンの広さがとても助かる。

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特徴と感想

ギミック豊富でメカメカしい

サイドの幅を拡げたり、手のひらを置く部分を延長できる。
中身の構造が見えてとてもメカメカしい。
ギミックやメカ好きにはたまらないデザイン。

軽いが幅が広く大きめの作り

90グラムととても軽い。
しかし、マウスは結構大きい。
縦に長いというより横幅が広い。
そのせいで結構大きく感じる。

テフロン加工で手にフィット

私がこのマウスで一番気に入ってる点。
触った時のさわり心地がとても良い。
ベタつかず、ずれにくい。
とても好印象。

独自機能と独自センサー・・・?

センサー : Doppler-laser sensor
独自機能 : センサーダンプ

センサーは独自の高感度センサー。
独自機能のセンサーダンプはマウスクリック時のカーソルブレを軽減する機能。

ただ、どちらも一般人レベルでは一切効果を体感できない。
ミクロの世界や精神と時の部屋にいったことがある人間クラスじゃないと差がわからない。
それぐらいオフにした時と高にした時の差が無い。

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リフトオブディスタンス調整可能

0.2mから1mまで調整可能。

色々試したが、私の環境だと0.2mにすると反応が悪くなるので今は1mにしている。
環境によって変更できるのは嬉しい。

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スナイパーボタン

感度を一時的に下げられるスナイパーボタン付き。
細かい作業をする際など、ゲーム以外にも用途があるボタン。

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ボタンカスタマイズ

ボタンのカスタマイズが豊富。
「左クリックとMODEボタンを除く」9ボタンの変更が可能。
カスタマイズ画面のアイコンがちょっとわかりにくい。

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軽すぎるゆえの弊害

このマウスは90gととても軽い中に沢山の機能を詰め込んでいる。
その弊害か、手を置いた時マウスの重心が「ブレる」
特にマウス下部のパネルを最大拡張した時はかなりブレる。
手を置くとマウス前面が浮いてしまうのだ。
その為、せっかくのギミックが台無しになっている。

下部パネル最大拡張はせず、2段階程度で止めておくことをおすすめする。

ドライバ相性問題あり

複数ブランドのゲーミングマウスドライバーを入れていると相性問題が発生する。

私は照準が勝手に動いてしまうという症状が発生した。
何もしてないのに動いてしまうので初期不良なのかもしれない。
Steelseries Engine、Razer Syanapse2.0、ロジクールドライバ・・・。
他社製品と一緒に使う人は要注意。

開封動画

まとめ

ゲーミングマウスでは無くスタイリッシュオシャレガジェット。

ゲーム用途としてはドライバ相性問題や重心問題が結構深刻。
その為、ゲーム用と言うよりはオシャレ好き向けのマウス。
本気でゲームをするマウスではない。
シビアな操作を要求するものには向かない。

そういった点を踏まえてもこのギミック、デザインは秀逸。
ちょっと変わったマウスやデザインにこだわる人には間違いなくおすすめできるマウス。

リンク

Mad Catz R.A.T. TE トーナメントエディション
・ 公式サイト
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